| 国府津車両センターE231系の軌跡 |
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私が独自調査した資料です。全ての事項を追えているわけではありません。間違っている記事、 または追加記事等ございましたら掲示板でお知らせくださると嬉しく思います。 |
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●もくじ *下の項をクリックするとその項まで移動します ■東海道本線への導入が決定(2003.7.4) ■東海道線用E231系近郊型製造開始(2003.10) ■川崎重工から品川へ甲種輸送(2004.1.20〜21) ■東急車輛から品川へ甲種輸送(2004.1.22) ■東海道線用E231系試運転開始(2004.1.22) ■K-02編成が東大宮操車場へ(2004.2.3) ■東急車輛製造工場内で事故(2004.2.24) ■被災あれども予定通りの甲種輸送(2004.2.26) ■K-02編成が大宮工場へ(2004.2.27) ■K-01編成もさいたまへ(2004.3.11) ■2階建てグリーン車が続々と落成(2004.3) ■K-01編成が高崎・両毛線で試運転(2004.3.15) ■尾久客車区の8両編成(2004.4) ■付属編成が東海区間へ進出(2004.5.10) ■国府津車両センターへ名称変更(2004.6) ■宇都宮線で営業運転を開始(2004.7.18) ■高崎線でも営業運転を開始(2004.7.22) ■国府津車が相次いで営業運転開始(2004.7.30) ■付属編成が横須賀・東海道線で営業運転開始(2004.8) ■ダイヤ改正を控えた車両の送り込み(2004.10.10) ■Suicaグリーン券システムを大宮で報道公開(2004.10.12) ■ダイヤ改正、東京発着列車でも営業運転開始(2004.10.16) ■K-08・K-16・S-15編成は宇都宮線内に残存中(2004.10.16) ■K-02編成が宇都宮線でデビュー(2004.11.15) ■貸し出し中のK-08編成の動向(2004.12) ■鉄道ダイヤ情報誌に最新の運用表が掲載される(2005.1) ■K-02編成による211系の代走(2005.1.14) ■K-02編成がグリーン車の公式試運転に供される(2005.2) ■S-15編成が運用離脱し静岡へ(2005.3.2) ■小山への貸し出し車の入替え(K-16→K-05編成)(2005.3.7) ■小山への貸し出し車が高崎線にて活躍開始(2005.3.29) ■S-15編成がを国府津へ返却、運用再開(2005.4) ■2005年度分の製造について(2005.4) ■新津製第一編成登場(2005.5.16) ■貸したり返したり…結局返却[K-05・08編成](2005.6.19) ■東海道線で増えるE231系の運用(2005.7) ■新津製の車両に準じる(車内)案内表示へ(2005.7.28) ■ブレーキ不緩解故障でE217系に推進される(2005.10.23) ■付属編成のみの列車での自動放送開始(2005.11.1) ■付属編成製造終了(2005.11.14) ■2階建てグリーン車製造終了(2005.12.1) ■中央線大月界隈で試運転(2005.12.16) ■上野発着終夜臨に国府津車(2005.12.31) ■国府津車最終編成出場(2006.1.24) ■やっと帰って来たK-02編成(2006.2.8) ■充実の2006年3月18日ダイヤ改正(2006.3.18) |
東海道本線への導入が決定(2003.7.4)(詳細は小山電車区E231系の軌跡を参考にしてほしい。) 老朽した113系電車の置き換え用として東海道本線の車両基地である国府津電車区にE231系近郊型が590両導入されることが決定した。 ・590両には小山電車区用の2階建てグリーン車98両が含まれる。 ・6・7号車には小山電車区の中間車(サハE231-1000)を組み込む。 ・2階建てグリーン車を基本編成(10両編成)に2両連結。 ・小山電車区の編成よりもボックスシートの多い構成になる。 ・113系の2階建てグリーン車は211系用に転用する。 以上のことが発表された。 置き換え対象の国府津電車区の113系は442両であることから、東京へ乗り入れる静岡電車区の113系の一部も置き換えるのではないか等、 発表当時では仕様・使用範囲等不明点が多かった。 参考記事:JR東日本プレスリリース(2003.7.4) 東海道線用E231系製造開始(2003.10)小山電車区のE231系の導入は2003年2月下旬をもって終了したが、 2003年10月下旬に東海道線用の2階建てグリーン車が川崎重工で姿を現した。 E217系電車の2階建てグリーン車に極めて似ているものの、側面下部はダルフィニッシュ仕上げではない(E231系独特の側面処理)。 川崎重工から品川へ甲種輸送(2004.1.20〜21)※写真…川崎重工から品川に到着したK-02編成
通電試験など各種試験を終え、川崎重工から品川へ向けて輸送された。
品川到着当日は多くのファンで賑わったが、到着後まもなく田町電車区の隅に引き上げられた。
(品川駅は12:07に8番線に入線した)驚くべきことは13両で輸送されてきたことで、6・7号車が欠車となっている。 ここに前述の小山電車区の中間車(サハE231-1000)を組み込むと見られる。 なお、この日に正式に判明したことは以下のとおりである。 ・先頭車前面のガラス上部に遮光フィルムを貼付。 ・車内案内表示機(電光掲示板)を2段式に変更。 ・運転台のモニターを2台に変更。 ・速度計やブレーキ圧力計などもデジタル表示されることになった。 ・ボックスシートを配置しているのは1・2・9・10・14・15号車。 ・座席のクッションに金属バネを入れて柔軟にした。 ・ただし座席の柄は一緒である。 ・2階建てグリーン車の座席の柄は、1階と中1階については赤柴色、2階は青色。 ・制御装置は小山電車区のものとほぼ同一。 ・保安装置はJR東海への乗り入れを考慮してATS-SNも装備。 ・車外スピーカー設置準備工事施工。 ・小山電車区の仕様に合わせて半自動扉ボタンを設置。 ・11〜15号車にも号車番号ステッカーを貼付。 この他、山手線や常磐線などで実績のある自動放送装置の採用されたという情報もあったが不明である。 また、今回運ばれてきた車両番号は以下のとおり。 [基本編成(K-02編成)] 熱海寄りが1号車となる。 ・クハE230-8043(1号車)…セミクロスシート ・モハE230-3543(2号車)…セミクロスシート ・モハE231-1543(3号車) ・サロE230-1043(4号車) ・サロE231-1043(5号車) ・モハE230-1502(8号車) ・モハE231-3502(9号車)…セミクロスシート ・クハE231-8502(10号車)…セミクロスシート *6・7号車は製造していない。 [付属編成(S02編成)] 熱海寄りが11号車となる。 ・クハE230-6030(11号車) ・モハE230-1071(12号車) ・モハE231-1071(13号車) ・サハE231-3030(14号車)…セミクロスシート ・クハE231-8030(15号車)…セミクロスシート 到着当時は編成番号が示されていなかったが、田町電車区にて編成番号シールが貼付された模様である。 小山電車区のものとは違い、シール状のものが列車番号表示機の上に貼付されている。 東急車輛から品川へ甲種輸送(2004.1.22)金沢文庫に隣接する東急車輛で以前から目撃されていたE231系車両も1月22日付で品川に甲種輸送された。 今回運ばれてきた車両番号は以下のとおり。 [基本編成(K-01編成)] 熱海寄りが1号車となる。 ・クハE230-8042(1号車)…セミクロスシート ・モハE230-3542(2号車)…セミクロスシート ・モハE231-1542(3号車) ・サロE230-1042(4号車) ・サロE231-1042(5号車) ・サハE231-1125(6号車) ・サハE231-1124(7号車) ・モハE230-1501(8号車) ・モハE231-3501(9号車)…セミクロスシート ・クハE231-8501(10号車)…セミクロスシート *6・7号車も製造されたが今回が最後の模様。(鉄道ファン誌による) [付属編成(S01編成)] 熱海寄りが11号車となる。 ・クハE230-6029(11号車) ・モハE230-1070(12号車) ・モハE231-1070(13号車) ・サハE231-3029(14号車)…セミクロスシート ・クハE231-8029(15号車)…セミクロスシート 後に到着した東急車輛製のE231系が第1編成となる模様である。 なお、基本編成の1〜7号車と付属編成全車両(11〜15号車)については小山電車区E231系の続番号であることも判明した。 また、サハE231-1000については125両をもって製造を終了した。 ※以降の製造情報は編成表を以って発表させて頂く。 東海道線用E231系試運転開始(2004.1.22)到着から一夜経ってから早くも試運転を開始した。 編成番号シールを貼付、各種準備の上で品川〜国府津間で試運転をした模様である。 K-01編成についても後日に試運転を兼ねて国府津電車区へ回送してK-02編成と並んだ。 K-02編成が東大宮操車場へ(2004.2.3)多数の目撃情報を重ねた結果、国府津電車区から東大宮操車場へE231系が回送された模様である。 新宿経由ではなく新鶴見から北浦和までは武蔵野線連絡線を用いたと見られ、ファンの目を避けるようにして(かどうかは不明だが)走った。 以後しばらくは東大宮操車場に留置されるようである(2月14日と25日に東大宮操車場の留置を確認)。 なお、東大宮操車場においてもファンの目に付き難い場所に留置している。2月25日に関しては起電しているのを確認した。 参考:大船通過14:40頃、北浦和通過16:30頃、大宮到着11番線 東急車輛製造工場内で事故(2004.2.24)2月26日に大宮へ甲種輸送する予定だった2階建てグリーン車だが、東急車輛工場内で連結を解いた時に突放・暴走し、 工場内の壁を突き破って大破したと各種メディアによって報じられた。 被災車両の詳細については後日知ることになる。 被災あれども予定通りの甲種輸送(2004.2.26)被災のほか、座席の布地を裏表で間違えて張ってしまったためなどという情報(詳細は未確認)が出回り、 甲種輸送が延期されるのではないかと懸念されていた2階建てグリーン車10両だが、8両に減車した上で予定通り東急車輛から大宮まで回送された。 宇都宮方からサロE231・E230-1003、1004、1001、1002の順番でつながっており、1005番のユニットの2両もしくは1両が被災した模様である。 K-02編成が大宮工場へ(2004.2.27)2月3日以来長らく東大宮操車場で眠っていたK-02編成(2階建てグリーン車2両付)が大宮工場の12番線側に近いところに入線した。 K-02編成のグリーン車から後ろの連結を解こうとしていたが、先日の2階建てグリーン車到着との関連性があるのかどうかが気になるところである。 K-01編成もさいたまへ(2004.3.11)グリーン車の動きとは関係は無いのだが、東急車輛製で唯一フル編成で製造された10両編成がさいたまへ入線した。 今回は宇都宮線内での試運転となっており、上野や宇都宮にも入線している。 翌日には東海道線を介して伊東線の伊東まで入線している。 静岡区の車両を純粋に置き換えるのならば、伊東や下田まで営業運転に入る可能性もあるだろう。 参考:さいたま鉄道写真館 2階建てグリーン車が続々と落成(2004.3)※写真…大宮総合車両センターに留置されるグリーン車4両
3.16と3.23に2階建てグリーン車が4両ずつ東急車輛製造から大宮へ甲種輸送された。
K-02編成に備え付けのサロE231-1043・サロE230-1043を切り離し、これらの新製車両を組み込んで公式試運転を実施した模様。
主な試運転区間は国府津〜新宿〜東大宮操となっている。試運転を終えた2階建てグリーン車は、大宮工場のほか鎌倉総合車両所で留置されているのを確認している。 なお、公式試運転では10両編成となって中間4両が2階建てという、営業時には見られない堂々たる編成を組んでいるのが特徴である。 簡単な説明になるが「Tc-M-M-Ts-Ts-Ts-Ts-M-M-Tc」という編成を組んでいたようだ。 参考:鎌倉の鉄道 K-01編成が高崎・両毛線で試運転(2004.3.15)宇都宮線内への入線は3月11日に果たされたようだが、この度高崎線内でも試運転が行われた。 今回は高崎線の高崎を越えて、両毛線の前橋まで運転された。 前橋へは初めて2階建て車両が入線した。2階建て車両2両を含む10両編成であった。 往路は上尾〜宮原間の人身事故の影響で大宮駅には15分程遅れて到着した模様。 その後、4月7日には宇都宮線で、4月12日には高崎線内で試運転をする姿が目撃されている。(いずれもK-01編成10両と見られる) これは、グリーン車の乗車目標位置の確認のためと見られ、2階建て車両の連結が近いことがうかがえた。 尾久客車区の8両編成(2004.4)グリーン車の公式試運転が続いていたが一段落したらしく、グリーン車の一部は大宮工場の外側に留置されている。 その一方、サハ車2両が欠車である8両編成を尾久駅構内の留置線で確認した。 発見したのは4月の末で、しばらく動いていなかったことから疎開留置が始まったのかと思ったが、5月7日にはパンタグラフを上げていた。 7日に尾久を離れたかどうかは定かではないが、後日に尾久を去っているのを確認している。 東海道線内での試運転の目撃情報が多数あることから、この編成を含めた試運転がまだまだ続いている模様。 付属編成が東海区間へ進出(2004.5.10)宇都宮・高崎線で試運転が行われる際には基本編成のみという状態が目立ったが、 この度、付属編成が相次いでJR東海の営業区間内に入線した。 5月10日にはS01編成が沼津に、11日にはS01編成ではなくS03編成が静岡に、12日にはS04編成が浜松にそれぞれ到達した。 S02編成を除いて東海区間へ一挙に送られたことになる。 国府津車両センターへ名称変更(2004.6)JR東日本各支社の基地各所の名称変更が行われているが、この度国府津電車区についても国府津車両センターに名称変更された。 これは乗務員の配置に関係なく名称の変更が行われている模様である。 宇都宮線で営業運転を開始(2004.7.18)※写真…宇都宮線で運用されるK-03編成
この度、115系の一部を置き換える形で国府津車が宇都宮線で突如デビューした。
115系は全般検査から日が経っており、検査の期日が迫っていることから置き換えが実施されたのではないかと推測している。
今回の置き換えで殆どの115系が置き換えられたことになるが、まだ2運用(22両分)が残っているそうだ。
また、平日の530M (小金井6:00発〜上野7:33着)→537M (上野7:44発〜小金井〜宇都宮9:30着)のみで見られた115系の15両編成だが、
この列車も例外なく置き換えられることになり、7月19日(月曜)からは国府津車のE231系電車(K-01編成)に置き換えられた。初日の運用を以下に示す。・7/18(日)…K-01編成 2521M [大 宮 6:54( 9番線)→宇都宮 8:09] 3520M [宇都宮 8:15→上 野 9:48(14番線)] 559M [上 野10:20(14番線)→宇都宮12:03] 598M [宇都宮12:25→上 野14:09( 7番線)] 595M [上 野14:35( 7番線)→宇都宮16:26] 3540M [宇都宮16:34→上 野18:08( 7番線)] 3545M [上 野18:20( 7番線)→宇都宮19:58] 678M [宇都宮20:08→上 野21:52(14番線)] 681M [上 野22:08(14番線)→小金井23:43] ※以上、18日(日曜)はK-01編成のみ稼動していたが翌日19日(月曜)からはK03編成も運用を開始して2編成体制になった。 ※付属編成のS02編成も19日(月曜)から運用を開始。基本編成・付属編成ともに小山車の車両と混結して運用している。 ※7月19日以降の宇都宮線内での運用については宇都宮線のページで参照して頂きたい。 なお、当該の新型車両は横浜支社の所有ではあるものの、現在の運用範囲は上野・池袋〜宇都宮間であって横浜支社とは全く関係がないところを走っている。 鉄道ダイヤ情報誌によれば、東海道線におけるデビューはダイヤ改正時になると掲載されている。 高崎線でも営業運転を開始(2004.7.22)※写真…高崎線で運用されるK-01編成
宇都宮線内にて運用していた国府津車の車両だが、
運用開始後は115系の運用スジ(ダイヤ)で運転されることは少なかった。つまり小山車のE231系と共に入り混じって運用されていたのだが、 この度は高崎線への乗り入れも実現した。 宇都宮線から高崎線への送り込みが関与する以下の列車に充当された。 これは2階建てグリーン車のデビューのスジと同一である。 ・7/22(水)…K-01編成 526M [小金井 5:36→上 野 7:01( 8番線)] 533M [上 野 7:12( 8番線)→宇都宮 8:57] 574M [宇都宮 9:16→上 野11:05( 8番線)] 921M [上 野15:55( 7番線)→高 崎17:45] 978M [高 崎19:59→上 野21:45( 5番線)] 977M [上 野22:04( 5番線)→籠 原23:17] ※7月23日以降の高崎線内での運用については高崎線のページで参照して頂きたい。 国府津車が相次いで営業運転開始(2004.7.30)※写真…宇都宮線で運用されるK-04編成
宇都宮・高崎線でデビューした国府津だが、7月30日までに合計45両が営業運転に充当された。
各編成の運用開始日は以下の通りである。K-01編成…7月18日、S-02編成…7月18日、K-03編成…7月19日、K-04編成…7月27日、K-05編成…7月30日 そのうち、K-05編成については高崎線で営業運転を開始するもその日のうちに営業運転から離脱するという非常に面白い動きをしている。 これは同日に発生ダイヤの乱れで、本来は211系電車が運用されるはずの運用に就くという極めて異例な一時デビューとなった。 なお、8月中は新しい編成の営業運転充当はなかった。K-03編成も8月15日を最後に営業運転から退いてしまい、やや陰に隠れてしまっている。 付属編成が横須賀・東海道線で営業運転開始(2004.8)S-02編成は7月18日の営業運転開始後から小山車両センターの同系列と共通運用を組み、 10両編成(小山車)+5両編成(国府津車)のほか、5両編成(小山車)+5両編成(国府津車)などで活躍して異端を発していた。 付属編成はグリーン車が付いていないために特徴が薄く、 目撃情報も殆どないが、8月中には横須賀線の大船まで、 9月4日には東海道線の国府津まで湘南新宿ラインを介して営業運転に充当されていることが目撃されている。 特に営業運転としての横須賀・東海道線への充当は、 雑誌に掲載されていた「ダイヤ改正でデビュー」を覆しており、 異例の早期デビューとなった。 なお、グリーン車のからむ基本編成はまだ横須賀・東海道線で充当されていないほか、付属編成の東京発着の列車への充当もない。 また、気になる付属編成の宇都宮以北の運用だが、こちらについては情報がないが既に乗り入れが実現している可能性がある。 ダイヤ改正以降、宇都宮〜黒磯間では国府津車の付属編成は営業運転に充当される可能性が低いため、当該区間で充当されれば非常に貴重な記録になる。 ダイヤ改正を控えた車両の送り込み(2004.10.10)※写真…小山車と差し替えで急遽高崎線に充当されたK-12編成
ダイヤ改正を控えて、国府津車の送り込み列車が各地で見られた。
7月に宇都宮・高崎線に暫定的に導入されたK-01・03・04・05編成、S-02編成以来しばらく動きがなかったのだが、
10月に入ってから宇都宮・高崎線に再度追加投入された。追加投入されたグリーン車については、既に「普通車」としての様相はなく、 10月16日以降の正装をしての登場となっており、枕カバーの取り付け、各種シールがグリーン車仕様であり「普通車」でないことをアピールしていた。 以下に10月に入ってから充当し始めた国府津車の動きを示す。 K-06:10月13日(?)から高崎線で運用開始。 K-08:10月10日から宇都宮線で運用開始。 K-11:10月13日(?)から高崎線で運用開始。 K-12:10月15日に高崎線で確認。 判明している分しか掲載していないが、この他にもS編成が複数運用開始していた。 7月に導入した際は宇都宮線から運用開始することが多かったが 10月に導入した分については高崎線から直に運用を開始するケースが多かった。 宇都宮線に国府津車が流れないようにするため(逆に高崎線に小山車が流れないようにもなっていた)の動きが見られ、 一部列車では上野発着番線を変更したり、編成を15両に増結するなどして車両のやりとりを行っていた。 Suicaグリーン券システムを大宮で報道公開(2004.10.12)グリーン車のSuicaグリーン券のシステムの報道公開が大宮駅で行われた。 当日はSuicaグリーン券販売機や、車内でのシステム実演などが行われた。 K-10編成が3番線に展示されたが、枕カバーが既に取り付けられた状態だった。 なお、営業運転を開始している編成についてはまだ一部しか枕カバーが付いてない状態である。 ダイヤ改正、東京発着列車でも営業運転開始(2004.10.16)※写真…新宿駅に到着した湘南新宿ライン
10月10日辺りから国府津車を高崎線の籠原に送り込んで基本編成、付属編成ともに18本揃えて万全を期してダイヤ改正に臨んだ。
7月に宇都宮・高崎線に投入して以来分け目なく両線で使用してきたが、ダイヤ改正後は線区によっても偏りのある運用となっているため、各編成の動きを以下にまとめた。・基本編成(10両) 小田原・国府津・平塚〜籠原・高崎・前橋間を運転する湘南新宿ライン全列車と、東海道線東京〜熱海〜沼津・伊東間の一部列車と、 逗子・大船〜小金井・宇都宮間を運転する湘南新宿ラインのごく一部の列車と、 高崎線上野〜前橋間の一部列車と宇都宮線上野〜宇都宮間の一部列車に充当している。 なお、宇都宮線に充当されている編成は全て貸し出し車両であり、小山車のグリーン車付基本編成と共通運用となっている。 宇都宮線やそれにからむ運用は希少な状態であり、貸し出し編成が返却される際に宇都宮線から撤退する可能性がある。 ・付属編成(5両) 小田原・国府津・平塚〜籠原・高崎・前橋間を運転する湘南新宿ラインと、東海道線東京〜熱海間の一部列車と、御殿場線国府津〜山北間の一部列車と、高崎線上野〜籠原間の一部列車と宇都宮線上野〜宇都宮〜黒磯間の一部列車に充当している。 高崎線でのグリーン車なし15両編成は全ての列車で小山車10両+国府津車5両といった混合編成となっている。 宇都宮線やそれにからむ運用は希少な状態であり、貸し出し編成が返却される際に宇都宮線から撤退する可能性がある。 運用面の特徴だが、同区の基本編成と組んで15両編成で運用されることは勿論、小山車の基本編成(グリーン車の有無を問わず)と組んで15両編成で運用されたり、小山車の付属編成と組んで10両編成で運用されたりと幅の広い運用となっている。 ただし、ダイヤ改正後における国府津車同士の5+5両編成は見ることができなくなっている。 前述のとおり、今後は国府津車そのものが宇都宮線から撤退する可能性もあることから動向には目が離せない状態である。 ここまでは宇都宮・高崎線中心の視点で記載してきたが、本来の目的である東海道線への導入についても記載せねばならない。 以下にダイヤ改正当日(10月16日)の運用を示す。 822M [国府津10:20→東 京11:37(9番線)] 797M [東 京(7番線)12:13→小田原13:38] 856M [小田原13:50→東 京15:17(9番線)] 3765M [東 京(9番線)15:33→熱 海17:07] 3768M [熱 海17:31→東 京19:08(8番線)] 887M [東 京(8番線)19:23→熱 海21:25] 950M [熱 海21:39→東 京23:26(7番線)] 949M [東 京(7番線)23:33→小田原 0:48] ※いずれも全区間で15両編成。 ※10月17日以降の東海道線東京発着の運用についてnagarin's roomや周辺の掲示板を参照して頂きたい。 しばらくの間は1編成が往復するだけで、時折運用がない日もあったが、 数週間経過してからは複数の編成が東海道線内を往復するようになり、 JR東海管内の沼津や山北にも頻繁に顔を出すようになった。 また、東海道線内の運用についてはある程度は固定であるものの、113系電車と共通運用が組まれてしまっているため、 日によって入る列車が異なる。 今冬には静岡電車区の113系が東京口から撤退するが、それに伴って同電車の運用が大幅に増えると見られる。 なお、小山車同様にダイヤ改正当日から自動放送の使用を開始している。 ただし、付属編成のみの運転となる御殿場線内では相変わらずの肉声放送のままである。(車内の電光掲示板は正しく使用される。) K-08・K-16・S-15編成は宇都宮線内に残存中(2004.10.16)※写真…通勤快速黒磯行き(3549M)に充当されるS-15編成
現在、小山車両センターへ貸し出しが確認できているのは基本編成ではK-08・16編成、付属編成ではS-15編成のみである。
これらは車内広告や路線案内図が宇都宮線仕様となっており、他の国府津車とは仕様が異なることから貸し出し編成と見分けが付く。
また、貸し出し編成は高崎線や東海道線、それにからむ湘南新宿ラインの運用に入ることは一切ない。(宇都宮線・横須賀線系統の湘南新宿ラインには入る)。過去の話だがダイヤ改正寸前には国府津車同士の5+5両編成で湘南新宿ラインを走ったという目撃情報もある。 ダイヤ改正後については国府津車同士の5+5両での運行が確認ができていない。 K-02編成が宇都宮線でデビュー(2004.11.15)長らく小山車両センター向けのグリーン車の公式試運転用として用いられていたK-02編成だが、ダイヤ改正から遅れること約1ヶ月。小山区のサハを組み込んで遂にデビューした。 K-02編成と言えば、2階建てグリーン車を4両組み込んだ10両編成での試運転(一部のファンの間では「グランドE231」と呼ばれる)が大宮・大船等で見られて話題の多い編成だった。 なお、東海道線の運用には就かずに宇都宮線への貸し出しという形でデビューしている。これで小山車両センターへの貸し出し車両数は35両になった。 ダイヤ改正で撤退した115系を国府津車でそのままそっくり置き換えた状態となっている。 貸し出し中のK-08編成の動向(2004.12)※写真…横須賀線直通列車(1150Y)充当されるK-08編成
小山車両センターに貸し出しているK-08編成だが、
12月21日に国府津から大宮へ臨時の回送列車があった模様で、
それがK-08編成ではないかと情報を収集中である。
後日の22日には高崎線系統の湘南新宿ライン(2140Yほか)にK-08編成が運用されていることが報告されているが、
その後28日にはやはり国府津から大宮方面へ回送列車が走っている。
年明けには宇都宮線・湘南新宿ライン・横須賀線内での目撃情報が多くあるため、
再度小山車両センターへ貸し出されたものと見られる。その他、K-02・16編成については引き続き宇都宮線内で活躍しているようだが、 付属編成で貸し出し中のS-15編成や、ダイヤ改正を期に国府津へ帰ってきたはずのS-02編成の目撃情報が皆無である。 すっかり消息を絶ってしまった状態である。 なお、JRRから出版されている「JR電車編成表 04冬号」によれば、貸し出し編成はK-08・16、S-15編成と記載されていた。 K-02編成は出版後に営業運転を開始したので数に含まれていない。 鉄道ダイヤ情報誌に最新の運用表が掲載される(2005.1)2004年10月16日改正で大きく運用が変わった国府津車両センターの運用だが、 鉄道ダイヤ情報誌2月号にて湘南新宿ラインの特集が組まれ、 その中に回送列車を含む全運用が掲載された。 掲載範囲であるが、国府津車両センターの全運用(113系を含む)のほか、小山車両センターの運用も含まれている。 113系(置換車両)とE231系近郊型は基本的には共通運用になっており、具体的には以下のような運用となっている。(平日、土曜休日共通) ・湘南新宿ライン(東海道線〜高崎線) 基本編成(10両)が「A01〜A15」の15運用、付属編成(5両)が「A101〜A115」の15運用。A01運用およびA101運用は営業運転はない(予備)。 2004年10月16日改正当初からE231系近郊型(国府津車)による限定運用となっている。 ・東海道線(東京発着) 運用はグループ毎に定まっており、第1群から第4群まで存在する。第4群は基本編成のみの運用であるが、その他は基本編成と付属編成の両方が存在する。 [第1群] 基本編成(10両)が「A21〜A24」の4運用、付属編成(5両)が「A121〜A124」の4運用。 [第2群] 基本編成(10両)が「A25〜A33」の9運用、付属編成(5両)が「A125〜A133」の9運用。 [第3群] 基本編成(10両)が「A34〜A42」の9運用、付属編成(5両)が「A134〜A142」の9運用。A34運用およびA134運用は営業運転はない(予備)。 [第4群] 基本編成(10両)が「A43〜A49」の7運用、付属編成(5両)はない。 ※113系からE231系近郊型に置き換える際は群ごとに置き換えることになる。 以上により国府津車両センターの基本編成(10両)は44運用、付属編成(5両)は37運用である。 実際に配置されるE231系近郊型は基本編成(10両)は42本、付属編成(5両)は34本のために明らかに不足が生じることになる。 今のところは淘汰される113系が代走を務めることになるが、同車が完全淘汰される時にはどのような運用が組まれるのだろうか。 湘南新宿ラインの大幅増発により、ラッシュ時の横須賀線(大船〜東京間)の運転本数が減った関係で車両(E217系電車45両)が余っているため、国府津車両センターに移転させる話が出ているなど運用計画は複雑である。 なお、次号においても湘南新宿ラインの特集が組まれたが、 運用表が掲載された2005年2月号に関しては特に売れ行きが良かったようだ。 関東各地の書店において品薄の状態が見られたことから、 首都圏を縦断するE231系近郊型の人気が垣間見えた。 K-02編成による211系の代走(2005.1.14)1月13日に田町車両センターの211系1編成の検査中に他の1編成が故障してしまったために車両不足が生じた。 当日は185系が代走を務めたが、後日からは小山へ貸し出し中のK-02編成が田町車両センターへ又貸しされて代走した(846Mなどで運用報告あり)。 連日211系の運用される列車にK-02+S-02編成が固定で運用された。 なお、1月24日にはK-02編成のみが宇都宮線での運用が確認されていることから再び小山車両センターへ貸し出されている模様である。 この記事に関係ないが、前述したS-15編成は相変わらず目撃情報がない。後述するが、この時期から既に東大宮操車場に留置されていた可能性がある。 S-02編成はまたファンの前から姿を消したが、以後東海道線や高崎線系統で活躍が始まった。 3月になってから目撃情報が複数寄せられた。 K-02編成がグリーン車の公式試運転に供される(2005.2)※写真…大宮総合車両センター内に留置されるK-02編成(クハE230-8043以下6連)
宇都宮線・湘南新宿ライン・横須賀線で活躍中のK-02編成だが、2月中旬に運用を離脱して大宮車両センターに留置された(2月18日に確認)。
昨年の3月などと同様に、小山車両センター向けの2階建てグリーン車の公式試運転のための措置である。
K-02編成の2階建てグリーン車2両と中間付随車(サハE231-1000)を切り離し、2階建て4両と取り替えた上で公式試運転を実施している。
今回の公式試運転は、高崎線で運用される小山車8編成分16両のみの試運転であって小規模だったため、まもなく宇都宮・湘南新宿ラインでの営業運転に復帰した(小山への貸し出し状態は変化せず)。S-15編成が運用離脱し静岡へ(2005.3.2)2005年になってから目撃情報がなかったS-15編成だが、 臨時列車(9696M)で小金井から東大宮操車場に回送されてからは車庫の奥で長らく留置されていた。 3月2日の朝8時頃に東大宮操車場を離れ、遥か遠くの静岡まで回送された。 以後、乗務員訓練のために再度静岡で試運転を繰り返すことになる。 小山への貸し出し車の入替え(K-16→K-05編成)(2005.3.7)※写真…国府津車両セに返却され東海道線東京発着の運用に就くK-16編成
2004.10.16改正以降小山車両センターに貸し出されて活躍していたK-16編成が、3月7日の9997M列車で国府津車両センターへ回送・返却された。
その代わりにK-05編成が3月10日ごろに運用を離脱し、小山車両センターへ貸し出されて3月12日から宇都宮線での運用を始めた(3月13日は小山車両センターのA03運用に充当、目撃されている)。なお、K-05編成は車内の広告が国府津車両センター時代のまま、K-16編成は小山車両センター時代のままで活躍を開始している。 小山への貸し出し車が高崎線にて活躍開始(2005.3.29)※写真…572M列車(小山車両センターA54運用)に入るK-02編成
2005年3月10日から小山のE231系グリーン車付編成の高崎線内における運用が復活した。
2004年10月16日改正以降の小山車はグリーン車の無い編成に限って高崎線内で運用されていたが、
これによって小山へ貸し出し中の国府津車も高崎線へ入ることになった。
高崎線では国府津車両センターの「純国府津車」と、小山車両センターへ貸し出されている「貸出国府津車」の2通りが運用されていることになる。
貸出国府津車+純国府津車で15両編成が組成されて運用される列車も存在し、ファンや現業の方にとって複雑極まりない運用が始まった。なお小山車両センターに貸し出されている国府津車の高崎線内での運用実績は以下の通りである。 ※通常、連続した8日間高崎線内で運用される(A54運用〜A61運用)。 K-05編成:3月29日〜4月9日(運用乱れ)、4月13日〜4月20日、5月05日〜5月12日 K-02編成:4月29日〜5月06日、5月07日〜5月16日 以下省略 S-15編成を国府津へ返却、運用再開(2005.4)詳細は不明だが、JR東海静岡電車区へ貸し出されていたS-15編成が国府津区へ返却されて東海道線〜湘南新宿ライン〜高崎線での運用に入るようになった。 2004.10.16以降続いていた付属編成の小山車両センターへの貸し出しはこれにて終了したことになる。 2005年度分の製造について(2005.4)昨年で一時期製造がストップしていたE231系近郊型だが、今年度は新津車両製作所でも製造を開始することが発表された。 東急車輛・川崎重工では常磐線へ投入されるE531系電車の製造を急いでいる状況であり、 以後のE231系近郊型の製造は新津車両製作所一本に絞られるのではないかと思われる。 なお、製造開始は山手線向けのE231系の製造が終了した後になる。(最終編成出場は4月21日) 参考:新津車両製作所ホームページ 新津製第一編成登場(2005.5.16)※写真下…Vスカートが特徴の新津車(K-24編成)
山手線E231系の製造が終わり東海道線E231系の製造ラインに切り替えられた新津車両製作所だが、
5月16日に記念すべき第一編成が同工場を出場した。
K-23(基本編成)+S-22(付属編成)である。5月20日には早々と付随中間車のサハE231を2両組み込んで15両フル編成が揃った。 そして5月23日の運用開始(基本編成のみ)と、スピード就役となった。 ※2階建てグリーン車は事前に東急車輛で製造した上で新津に送り込んでいるため、 新津車両製作所自体が今回製造したのは11両(山手線と一緒)である。 新津製の車両は昨年度製造された東急・川重製の車両とは目に付くところだけでもいくつか異なる点がある。 その相違点を以下に示す。 ・スカートの形状が違う。[東急・川重製][新津製] ・代車枠のスプレー色が違う。[東急・川重製→ダーク][新津製→グレー] ・車内ドア鴨居部にある電光掲示板の表示機能が異なる。 その後、5月23日にも付属編成のみの5両編成が出場しており(S-23編成)、 以後製造されるK-24(基本編成)+S-24(付属編成)からは下二桁の製造編成番号が再び揃うことになった。 以降の製造状況は編成表にて確認して欲しい。 貸したり返したり…結局返却[K-05・08編成](2005.6.19)2004年10月16日のデビューから宇都宮線・湘南新宿ラインで活躍していたK-08編成だが、 2005年6月には東海道線内における事故で休車が出たためか 6月中旬に国府津車両センターに一旦返却され、 6月19日からは高崎線・湘南新宿ラインにて活躍していた。 休車の補修・出場を見計らって再度小山車両センター貸し出された。 しかし7月中旬ごろに正式に国府津車両センターへ返却された。 なお、K-05編成は7月1日に国府津へ返却回送されて7月3日辺りから本来の東海道・湘南新宿ライン・高崎線の運用に入っている。 これは、小山車両センターE231系のグリーン車組み込み作業の完了に伴う予備車削減の処置と見られる。 これにより、国府津車の小山への貸し出し編成はK-02編成のみとなった。 一時期は貸し出しの国府津車が同時に基本3編成・付属1編成が走っていたが、かろうじて貸し出し車が残って安泰している。 (今後も予備車として貸し出しが継続される模様。) 東海道線で増えるE231系の運用(2005.7)2004年10月16日から東海道線東京発着でも運用を開始したE231系。 当初は1〜4運用程度しかなかったが、昨年末までには4運用で固定運用となり、 今年7月現在では12運用程度がE231系による運用になっている。 小山車両センターとは異なり、落成・試運転後に順次編成が投入されているのが現状である。 定期列車では日中の列車はむろん、夜間帯の列車にもより数多く運用され、 駅での発車案内板では4ドア列車の表示が連続で見る機会が増えるなど格段に遭遇する機会が増えた。 また、今夏の平塚七夕祭りに伴う臨時列車ではE231系も充当され、東海道線では珍しい大船行きや横浜行きにも充当された。 新津製の車両に準じる(車内)案内表示へ(2005.7.28)※写真…新たに開始された停車駅接近用の「まもなく〜」表示。
新津製の車両で採用された「まもなく○○」表示だが、
既存の車両もこれに準じたファームウエアの変更が開始された。
最初に目撃情報が寄せられたのはK-05+S-14編成で、
製造次期が異なる両編成ともに変更されていた。
今後、各編成に普及していくことになる。
貸し出し中のK-02編成も国府津車両センターに一時的に戻って定期点検をした際(8月23日国府津へ回送数日後に運用復帰)にファームウェアが更新されている。(数ヵ月後には全編成がこの表示に統一された)ブレーキ不緩解故障でE217系に推進される(2005.10.23)湘南新宿ライン2760E列車(平塚15:41発快速籠原行き)運用中、K-12・S-10編成が横浜駅でブレーキ不緩解を起こした影響で後続の横須賀線列車(E217系電車)を回送扱いにして推進回送で品川まで運転した。(田町車両センターに入庫、10月28日に運用復帰。) 付属編成のみの列車での自動放送開始(2005.11.1)御殿場線で中心に運転されている付属編成(5両)単体の運用列車であるが、 この場合はグリーン車を連結していないために自動放送は使われず、肉声放送となっていた。 しかし、11月1日よりこのようなグリーン車非連結列車においても自動放送が使われるようになった。 これにより、宇都宮線のグリーン車無しのE231系近郊型で運行される列車や、 5両編成で運行される末端の御殿場線国府津〜山北間でも自動放送の使用を開始した。 これに関する音声の情報は「音で聞くE231系近郊型」を参照して頂きたい。 付属編成製造終了(2005.11.14)付属編成の第22編成(S-22編成)からは製造工場を新津車両製作所に移していたが、この度最後の新造付属編成(S-34編成)がK-34編成とともに同工場を後にし品川に配給回送された。 2階建てグリーン車製造終了(2005.12.1)新津車両製作所では製造ラインの都合上、2階建てグリーン車を製造することが不可能なために東急車輛(逗子)から新津まで回送しているが、 この度最後の2編成分(4両)の甲種回送が行われた。11月14日には付属編成の製造(出場)が終了しているが、基本編成の製造もまもなく終了する見込みである。 中央線大月界隈で試運転(2005.12.16)車両の性能試運転で有名な中央線でS-11編成が大月まで試運転を行った。大月にも顔を出したそうだ。 上野発着終夜臨に国府津車(2005.12.31)昨年は湘南新宿ラインにのみ絞られてきた国府津車の終夜臨であるが、臨9850M列車にK-17・S-21編成が運用されたという報告があった。 上野発着に使用されるのは今回が初めてではないだろうか。 ちなみに高崎線は上野発着のみの設定で、宇都宮線は湘南新宿ラインのみの設定である。全列車大宮で同一ホームで乗り換え可能にしている。この体制は昨年同様である。 国府津車最終編成出場(2006.1.24)※写真…配給回送で品川に到着したK-41編成(最終編成の1つ前)
K-35編成以降は基本編成単独で製造されていたが、この度最後の基本編成(6両+グリーン車2両)が新津車両製作所を後にした(配給回送)。
これにより予定通り590両が出揃ったことになる。
以上、東急車輛・川崎重工・新津車両製作所の3つの工場により国府津車両センターのE231系近郊型は製造を終了した。
同年3月18日にはダイヤ改正を控えており、東海道線の湘南電車(113系)が完全に淘汰される。東海道線では依然として車両不足が続いているが、ダイヤ改正までは113系が代走を務め、それ以降はE217系電車45両(横須賀線・総武線快速から転属)が東海道線に加わる予定である。 そのE217系は東京総合車両センターで改造が進んでいるが、工事は遅れ気味であり、このE217系の代走をこの後製造される小山車両センター向けのE231系近郊型追加製造車(国府津車最終編成から遅れて1週間の2006年1月31日に出場)が務めることを誰が想像しただろうか。 補足) 最終編成であるK-42編成の9号車(モハE231-3542)の一番東京寄のドアと10号車との連結部の間にある3人掛け座席のところの窓ガラスが山側・海側共に上半分だけ黒くなっているという報告を頂いている。 やっと帰って来たK-02編成(2006.2.8)※写真…宇都宮線で活躍していた頃のK-02編成(2005年12月16日)
2004年11月中旬から断続的に小山車両センターに貸し出されていたK-02編成であるが、
,b>同車両センターにE231系近郊型が追加投入されて営業運転に就いたことを受けて、
即座にK-02編成が国府津車両センターに回送・返却された。
その後は東海道線・湘南新宿ライン・高崎線での運用が確認されている。これで計画通り590両全てのE231系近郊型が揃い、1ヵ月後のダイヤ改正を静かに待つことになった。 充実の2006年3月18日ダイヤ改正(2006.3.18)東海道線では40年以上親しまれて来た湘南電車(113系)が引退し、E231系近郊型・211系・E217系の3本立てになった。主力はE231系近郊型である。 ただし、E217系は横須賀線・総武快速線からの転用車両であり改造が遅れているために、小山車両センターからE231系を30両借りてのスタートとなった。 後ほどにE217系が予定どおり45両揃ったものの、未だ小山車両センターからE231系を借りたままである。 車両が不足することはないはずであるが、次回ダイヤ改正(2006年7月8日)までには返却されると思われる。 なお、今改正では土曜休日の湘南新宿ライン特別快速1往復が10両編成から15両編成に増強されたが、これに伴う車両数増加はなく、運用効率を向上させたまでである。 これに伴う運用・ダイヤの変更はあるものの、基本的なものは2004年10月16日に沿っている。 ただし、運用はE231系・211系でごちゃごちゃになってしまったため、鉄道ダイヤ情報誌(2005年2月号)は完全には機能をしなくなってしまった。 最新版の出版を期待してこの記事を締めることとする。 |